《スタッフコラムNo.34》- 情熱の国と言えば Written by Mizu
2024.08.23行きたい国はコロコロ変わるけど常に不動のベスト5圏内の国、スペイン。
昔イギリス留学中に仲良くなったカロリーナに誘われ彼女の故郷Madridへ。
同じ学校の短期コースで出会う・よく遊んでいたのですが卒業後先に帰ってしまったので、現地集合の数か月振りの再会。
普段旅行と言えば気になる店や場所など事前リサーチして旅に出るのが多いのに、今回は真逆の完全おまかせコース!それはロンドンでの彼女の店を選ぶセンスや休日の過ごし方が最高で絶対的な信頼があったので、完全ノープラン何も考えずカロリーナについていくお気楽旅。その上最高すぎたサプライズが待っていた。。。
ロンドンにいた頃(2010年ワールドカップ前後)はよく一緒にサッカー観戦をしていたからか、なんとレアルマドリードの観戦チケットを用意してくれていました。Marry me!と叫びたいくらいの嬉しいサプライズ(笑)彼女のいとこたちとサンティアゴ ベルナベウ スタジアムで白熱のサッカー観戦。
しかもあの頃はクリスチャーノロナウドやカカやエジルがいた黄金時代、生カカが見られて人生ベスト3に入るくらい大興奮の夜。
試合も勝ってパブで祝杯と1日目から濃いスタート。パブでは知らない人達といつのまにか一緒に飲んでる、パブで働いていた人もいつのまにか一緒に飲んでる、さすが人見知りなんてしないラテン文化・情熱の国を垣間見る夜。
2日目は二日酔いで朝は家でゆっくり過ごし、午後からレティーロ公園、マヨール広場、サンミゲル市場へ
スペイン最高!と思ったことは、まずビールを頼んだら自動的にアテが出てくること。バケットにトマトの冷製タパス(シャリシャリのグラニテのような)をのせたものとか気が利いていておいしい!オリーブもプロシュートもおいしくてお酒が進む進む進むw
その後は家に戻り、夜はお母さんの手料理をごちそうに。全部おいしすぎたけど、特にパエリアがそれはそれはおいしすぎて人生一お腹が苦しくなるまで完食。リオハワインも飲みやすくて飲みすぎて沈没の夜☆
3日目はスペイン・マドリード州サン・ロレンソ・デル・エスコリアルにある、国立の慰霊施設Valle de los Caídos(バジェ・デ・ロス・カイードス )、戦没者の谷へ。
そこに行くまではマドリッドから約1時間カロリーナが運転してくれて、Breaking badの舞台アルバカーキのような干ばつ気味の道を走ると山の上に大きい十字架が!!なんとこの十字架は世界一大きく高さ150mもあるそう。
スペインの独裁者フランシスコ・フランコがグアダラマ山脈の谷に1940年から1958年にかけ建設した、この場所はスペイン内戦で犠牲になった両軍の戦没者、約3万3,000人が永眠しており彼自身もここに埋葬されているそう。
中は地下の人口の洞窟で世界最大級のバシリカ(古代~中世ヨーロッパに見られた、教会などで用いられた建築様式)バジェ・デ・ロス・カイードスのサンタ・クルス聖堂があります。とても美しいのですが、この場所に建っているということはここまで掘りぬいたということでとんでもない過酷労働だったに違いない深さ。当時圧倒されすぎたからか写真がなぜかない(泣)
その後はプラド美術館へ。
宗教画が多く、スペインの歴史が絵を通して見れる美術館で特にピカソのゲルニカは圧巻でした。
夜はカロリーナのお母さんと3人で女子会。
4日目は午前中ローカルマーケットへ
そこで天使のように可愛いカロリーナの姪達と会い、午後にイギリス帰国。
初めてのスペインで夢心地&本当に何も調べないで行ったので、ここが何という名前の場所か色々忘れていた(何なら今回のコラムをきっかけに知った)けど、今回のコラムきっかけでスペイン熱が上昇。カロリーナにもまた会いたいし、バルセロナも南スペインにあるアルハンブラ宮殿も美食の街サンセバスチャンもとにかく行きたい場所がありすぎる魅惑の国、スペインでした。
スタッフMizu