《スタッフコラム No.16》旅心が戻るドラマ Written by Mizu
2023.08.04Netflix 中毒のMizuです。
upepoといえば、旅!ということで、今回はBBC作成のドラマ(Netflixで独占配信中)
Peaky blinder(ピーキー・ブラインダー)を紹介させてください。
1880年代から1910年にかけてイギリスのバーミンガムに実在した、実在したタイトルと同じ名称で呼ばれたギャングファミリーを基にしたフィクションドラマです。
どれくらい治安が悪いか分かるくらい画面がダーク、、
お花畑やピンクはこの世界では存在しないかの如くほぼ出現なし。
天気のせいもあるのかも、、イギリスだからなのか霧や雨が出てくるシーンが多いのです。
敵から狙われる夜とか、朝起きて煙草を手に家を出る朝とか。。
後々の主人公の家(豪邸)の周りは草原や畑があり、イギリスの芝生はだから綺麗なのかって納得するくらい霧が出ているのですが、なぜかその光景を見ると無性に旅に出たくなります。
主人公の家族がアイリッシュジプシーの血が混じっているので、内に秘めた放浪したい欲求が透けて見えるからかもしれません。
この実在したギャングはハンチング帽の先端(peak)に剃刀を縫い付け、相手を不意打ちで攻撃していたそうですが(恐)、ファッションが男性陣も女性陣も品があって素敵です。
この頃の男性ギャングの髪型(日本でいうツーブロック)は今でもイギリス男性に人気で、
たまに遭遇するたびにPeakyちゃんと心の中で呼んでます。笑
ちなみに題名の意味を調べたら、当時バーミンガムでつばのある帽子をpeaky、blindersはしゃれた格好をする人達という意味だったそうです。
今公開中で話題のオッペンハイマーに出ているキリアン・マフィーが主役です。
バットマンビギンズのスケアクロウも演じた人だと後で気づき、演技派だし男前だし見惚れちゃいます(笑)他にも豪華な俳優陣、この時代のファッションと劇中の音楽もすべてがハイレベルで痺れます。
暑い中外に出たくなーいという日に是非!
スタッフ Mizu