《スタッフコラムNo.27-1》スイスー旅のきっかけ―Written by 松下

2024.03.08

花粉を手なずけたい…松下です。

春を迎え、そろそろ夏旅の計画を立てている方もいらっしゃるのではないでしょうか。もし、皆さんのいつかの、何かの一助になるなら、と、今回のコラムは旅がテーマで、旅先はスイスです。

遠方ならではの10日旅だったので、次回の風まちコラム、3/22（金）アップ予定のバイヤー小林回まで、数回に分けて気まぐれにアップしますので、お暇な方は遊びにいらしてください。

さて、皆さんの旅のきっかけは何でしょうか。非日常を体験したい、その土地ならではの景色を見たい、美味しいものを食べたい、何となく気になる、会いたい人がいる…様々だと思います。

私のスイス旅のきっかけは『オレゴンから愛』でした。私が幼いころ、母が1週間の楽しみとして観ていたテレビドラマです。仕事、家事、育児と、毎日フル回転の母が、ほっと一息つく時間。ブラウン管の向こうの景色を眺めながら「良か～、いつか行ってみたか～」と小さな背中とリラックスした表情で何度も呟くのでした。

「オレゴンに連れて行きたい」。いつしか、母の夢は私の夢になりました。それから35年。ようやく夢を叶える覚悟（と資金）のできた私は、旅の計画を綿密に立て、意を決して母に電話。

「お母さん！お待たせ！行こう、オレゴン！！」

ところがスマホの向こうから返って来たのは衝撃の

「え～、お母さん、スイスが良か～」

「！！！」

忘れられません…。35年募らせたオレゴンへの愛、一瞬でグッバイ。何でも、小さいころに「アルプスの少女ハイジ」を読んで以来、ずっと行ってみたかったんだとか。

というわけで、急遽旅先となったスイス。山野草とトレッキングが大好きで、マッターホルンが見たいという母、照子の為に立てたプランがこちら。

旅のはじまり：スイスの中央部にあるインターラーケンを拠点にあちこちトレッキング　4泊
旅のまんなか：ツェルマット　2泊
旅のおわり：ルツェルン　2泊

ゆったりめの日程ですね。高山でのトレッキング、体力回復には休養が必須だったので、これは良い判断だったな、と思います。スイスでトレッキングを楽しみたい方はもし可能なら連泊がおすすめです。

それでは次回は「旅のはじまり」を一緒に楽しみましょう。

スタッフ松下

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